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「人々の健康と生活を守り、支える」ために

日清ファルマは健康食品・サプリメント事業に加え、医薬品原薬等のファインケミカル事業を通じて、「人々の健康と生活を守り、支える」という領域でビジネスを展開しています。原薬を製造して国内外の製薬会社に原薬を供給するという医薬品事業で培った技術やノウハウが健康食品・サプリメント事業でも活かされています。中でも『コエンザイムQ10』は、当社が世界に先駆けて量産化体制を確立し、一大ブームをけん引しました。脂溶性で吸収されにくいという欠点があったコエンザイムQ10の水溶化に成功した製造技術はもちろん、長年培われた技術によって製造された医薬品原薬は海外でも高い評価を得ています。

トップインタビュー_1

素材の探索からマーケティングまで一貫して手掛ける

日清ファルマでは、素材の探索や製品の開発・製造、さらには販売やマーケティングに至るまで、自社で一貫して手掛けています。例えば、2014年に発売した栄養補助食品「T-アリイン」は、タマネギ由来の“タマネギアリイン”という成分に着目し、大学との共同研究により製品開発に取り組み、当社独自の濃縮製法により製品化され、通信販売限定のサプリメントとして、当社の通信販売公式サイトで販売されています。こうした独自製品の開発を支えるのはやはり、技術です。健康食品と医薬品は最終形態こそ違うものの、開発過程において必要とされる知識や技術、設備には共通部分も多々あります。両方を手がけていることで、お互いに良い影響を及ぼし合っているのであろうと考えています。また、日清製粉グループ内では、加工食品や発酵・粉体加工等を幅広く手掛けているので、協業によるシナジー効果が期待できるのも当社の強みです。

トップインタビュー_2

健康食品のダイレクトマーケティングに注力していく

日清ファルマが将来的に有望な市場として注目しているのは、健康食品のダイレクトマーケティングです。現在の日本では世界に類を見ないスピードで高齢化が進み、生活習慣病の問題も深刻さを増しています。こうした現状を踏まえ、当社は健康食品に力を入れてきました。実は健康食品の多くは通信販売というチャネルで販売されています。通信販売にはお客様が何を求め、どのような広告を打てばレスポンスがあるのかといったことが非常にわかりやすいという特徴があります。過去を振り返ると、当社はどちらかというとB to Bの事業が中心でしたが、今後は通信販売に代表されるB to Cの分野にもより一層注力し、お客様目線による製品開発を進めていきたいと考えています。

トップインタビュー_3

「健康」や「予防医学」に興味のある方に来てほしい

日清ファルマは、日清製粉グループの企業理念である「健康で豊かな生活づくりに貢献する」をダイレクトに実現できる企業です。その意味でも「健康」や「予防医学」に興味がある方に来ていただきたいと考えています。また、日清ファルマには若手の声や力を活かす社風があります。新しい素材となる成分を見つけ出し、サプリメントなどに製品化していくのは非常にクリエイティブな仕事です。同時に、安全性や品質に対して愚直なまでに厳しく、誠実であるという側面も持ち合わせています。ぜひ皆さんの「できること」「やりたいこと」を聞かせてください。一緒に次世代のオンリーワン製品を創造していきましょう。