日清製粉グループでは「働きがいのある職場・会社」の実現を目指し、その土台となる職場環境の改善や制度の整備を進めています。
在宅勤務制度やコアレスフレックスタイム等の導入を通じて、社員の柔軟な働き方を促進しており、一人ひとりが持てる能力を大いに発揮して成長を実感しながら仕事に取組むことができ、働きがいを感じる職場・会社を目指しています。
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外部環境が大きく変化するなか、多様な働き方の推進によって当社グループ全体の生産性を向上させるため、環境変化にあわせた勤務制度の見直しや、社内決裁のオンライン化の拡大やウェブ会議システムの拡充など、ITを活用した業務効率化も進めています。
主な制度
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当社グループでは、仕事と育児・家庭の両立を助ける環境整備に注力しています。また、育児休職中の社員に対して、子どもの保育園入園の助けとなる情報提供やアドバイスを行う「保活アシスタントサービス」を提供するほか、育児休職中の社員とその上司による定期面談も実施し、不安の解消と円滑な職場復帰につなげています。このほか、育児中の社員同士の交流を促進するチャットグループ開設等の取組みも行っています。
主な制度
VOICE
女性社員の声
復職後に子供を預ける保育園を探すために、会社の保活アシスタントサービスを活用しました。出産後は、保育園を調べるためのまとまった時間を確保するのが想像以上に難しかったので、自宅から通える保育園のリストを提供いただけたのがありがたかったです。また育休中は、会社から離れている間に職場や自分の生活がどう変化するのか不安もありましたが、定期的に上司との面談もあり、スムーズに復職できました。復職後は短時間勤務制度や在宅勤務制度も活用しながら、仕事と家事・育児との両立に試行錯誤している毎日です。育児中の社員が集まるチャットグループで、家事育児との両立の工夫を共有し合ったりできるのも励みになっています。今後も、夫をはじめ上司や職場の皆さんのお力を借りながら、自分のキャリアも大切にしていきたいと思っています。
男性社員の声
第一子出産後の妻の大変な様子を見て、自分がより主体的に育児参加することが必要と考え、育休を取得しました。約3ヶ月半の育休中は、長女の保育園送迎と1日3回の食事の準備等を担当していました。出産後の特に大変な時期を妻と力を合わせて乗り切る中で、以前よりさらに目線も合うようになり、育休を取得して本当に良かったと思います。
また、育休取得に際しては、不在中の担当業務の引継ぎについて上司や他の部員と相談する過程で、業務の優先順位ややり方を考え直すこととなり、結果的に部署全体の業務効率化にも繋がったように思います。
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女性の活躍推進のための目標・行動計画を策定しその実現に向けて取り組みを進めており、他の食品企業との合同セミナーの実施や、社内外の各種研修への派遣を行っています。今後もこうした取組みをさらに強化して女性社員及び女性管理職の着実な増加・登用促進を目指すとともに、さらなる活躍をサポートしていきます。
主な制度
2018 年度 |
2019 年度 |
2020 年度 |
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係長級社員における 女性の割合 |
22.4% | 22.7% | 24.6% |
管理職社員における 女性の割合 |
7.9% | 8.5% | 9.1% |
役員における 女性の割合 |
0% | 7.1% | 7.1% |
対象範囲:(株)日清製粉グループ本社(日清アソシエイツ(株)を含む)、日清製粉(株)(日清サイロ(株)を含む)、(株)日清製粉ウェルナ(日清製粉プレミックス(株)を含む)、日清ペットフード(株)、日清ファルマ(株)、日清エンジニアリング(株)、オリエンタル酵母工業(株)、(株)NBCメッシュテック
※役員における女性の割合は、(株)日清製粉グループ本社のみを 対象範囲としています。
VOICE
他食品企業との合同セミナーに参加しました。今後訪れる結婚や出産等のライフイベントとキャリア構築とのはざまで悩んでいましたが、食品業界で活躍している当社や他社の先輩社員のキャリアや考え方に触れることができて、視界が晴れました。管理職というと少し遠い存在に感じていたこともありましたが、皆さんそれぞれが悩みながらも壁を乗り越えてやりがいを持ちながら働いていらっしゃることを知り、励みになりました。自分らしいキャリアのあり方について、考え続けていきたいと思います。