人材委員長インタビュー
伊藤 裕朗

食品化学系
人材委員長

活躍できるフィールドは、

想像以上に幅広い。

未来に向かって「健康」と「食のインフラ」を支える仕事

日清製粉グループは「小麦粉」を原点として創業し、小麦をキーワードに様々な事業を展開し、3温度帯(常温、チルド、冷凍)で事業領域を拡大してきました。日本では主食といえば米を思い浮かべる方が多いと思いますが、世界的に見れば小麦が主流です。人類が太古の昔から育て、恩恵を授かってきた「小麦粉」に関わる仕事は多岐にわたり、私たち食品化学系の社員は「食のインフラ」を支える自負を持って様々な領域で幅広く活躍しています。
国内製粉業界のリーディングカンパニーである日清製粉では、国内外の工場で原料となる小麦および小麦粉の品質管理や製造管理、穀物関連の基礎研究を行っています。さらにお客様と一緒に製品開発を行います。日清製粉ウェルナ*では、から揚げ粉、天ぷら粉、ホットケーキミックス、パスタ、パスタソースといった加工食品の商品開発、製造管理や品質管理を行うとともに、冷凍パスタや各種冷凍食品などの生産、開発およびこれらの基礎研究も手掛けています。日清ファルマでは、小麦の有効成分から派生した医薬品事業・製剤分野および健康食品の生産、研究開発を行い、オリエンタル酵母工業では、イースト生産およびパン・麺に関連する副資材や関連商品の研究開発に加え、バイオ事業において活躍しています。また、日清製粉グループでは成長が見込める中食・惣菜事業(トオカツフーズ、イニシオフーズ、ジョイアス・フーズ)において、美味しさの追求と高い生産効率を両立し、高度に事業化されたビジネスモデルへの転換を図っています。
今後もグループ一体となって、長期ビジョン「NNI “Compass for the Future”」で掲げた『未来に向かって、「健康」を支え「食のインフラ」を担うグローバル展開企業』を目指すとともに、持続可能な社会を実現するため当社グループのCSR重要課題である気候変動への対応等を通じて、SDGsの達成に貢献していきます。
*日清フーズは2022年1月1日、次なるステージへの成長に向け、国内外、社内外への新たなブランド戦略によるグローバル展開企業を目指すべく、当社グループの海外向けブランドとして展開している「Welna」を冠した(株)日清製粉ウェルナに社名変更を行いました。

想像を超え多岐にわたる活躍フィールド

皆さんに活躍いただくフィールドは、おそらく皆さんが想像している何倍、何十倍もの広さだと思います。多くの学生は「新しい食品の開発をしたい」「新製品を作りたい」と希望して入社します。しかし、入社後、開発業務以外の仕事の面白さに目覚め、その場所で自らの能力を最大限に発揮する社員も少なくありません。加えて、当社グループでは若いうちから様々な仕事を任されるのも特徴です。入社数年目の社員が、新製品開発の中心となっているケースは多々ありますし、工場での品質管理なども若いうちから任されるといったことが珍しくないのです。また、営業社員と連携し、お客様との対話を重ねながら、商品開発を支援する業務も食品化学系の大切な仕事の一つです。例えば、パンメーカー様と特徴あるレシピを一緒に検討したり、麺メーカー様に専用小麦粉を開発、提案したりするなど、提案型の技術者集団として大きな役割を果たしています。

夢を切り拓く日清製粉グループでのキャリアアップ

現在、海外事業の拡大を重点戦略としており、製粉事業では国内に9工場、海外に18工場あり、既に生産量は海外が国内を上回っています。加工食品事業では5か国に生産拠点を持ち、すでに男女を問わず若手社員が海外事業に従事しています(工場・拠点数は 2022年1月現在)。今後ますます海外で働く機会は増えていくでしょう。海外勤務も積極的に挑戦したい方にとっては、チャンスの多い環境だと思います。また、当社グループでは多岐にわたる育成システムを設けており、年齢やキャリアに応じた体系的な研修や、個々の適性や活躍度を加味しながら、国内外を問わず複数の業務を経験させるジョブローテーションでシナジーが生まれ、視野の広い食品化学系社員を育成しています。基礎研究から開発へ、開発から生産へと効果的なローテーションによる活躍の場を提供しています。皆さんにもぜひ、日清製粉グループという大きなフィールドでのびのびと働いてほしいと願っています。100年以上にわたって脈々と受け継がれてきた伝統や技術を受け継ぎ、進化させ、果敢に挑戦し、ともに次の世代にバトンを渡して行きましょう。

【食化系】ココがすごく面白い!

日清製粉グループは多くのカテゴリーでトップシェアを持っています。パンや麺をはじめ様々な食品に使われる小麦粉で国内シェア約40%を占めており、パスタ・パスタソースやお好み焼粉・たこ焼粉などでトップシェア、パン製造に欠かせない酵母(イースト)では日本全国の約半分のシェアを持っています。また、現在需要が拡大している「冷凍麺」は日清製粉グループがその市場を創造したアイテムです。こうした「日本一」や「市場創造」の製品開発に挑戦できることも、日清製粉グループの食品化学系社員の醍醐味の一つです。常に「世の中にないものを創ろう」という姿勢で、新しい方法や技術を根気よくゼロから研究開発できる環境が整っています。

長期ビジョン「NNI“Compass for the Future”」を策定し、海外事業の展開に重点的に取り組んでいます。日清製粉や日清製粉ウェルナではここ数年海外の生産拠点を増やしており、海外事業場に赴任する食品化学系社員が増えています。オリエンタル酵母工業では、バイオ事業においてグローバル市場で競争している他、新たに酵母(イースト)事業でインド市場に挑戦します。海外のお客様や研究機関とのコミュニケーションも欠かせません。ぜひ柔軟な思考とチャレンジ精神で、グローバルな仕事に挑戦してください。

入社間もない時期から、一つの製品や一つの研究テーマを任され、主担当として責任を持って取り組んでもらいます。グループに共通して、若いうちから様々な仕事に挑戦させてもらえるため、最初は分からないことが多く、何度も壁にぶつかるでしょう。しかし、自分の開発した製品が世の中に並ぶ喜びは格別です。先輩たちがしっかりフォローするので、失敗を恐れず、思い切り挑戦してみてください。また、社員育成には力を入れています。各事業会社での研究開発・品質管理業務はもちろん、持株会社である日清製粉グループ本社に出向して、グループ横断的な基礎研究や品質保証業務にローテーションの一環で配属されることもあります。様々な業務を経験して知見を広め、自身の能力を最大限に発揮できる場所を見つけてください。

食品化学系の社員は何をするのか?その業務内容は幅広く、基礎研究や製品開発はもちろんのこと、調達、生産、品質管理、品質保証など社内のルールや仕組づくりまで、様々な領域で活躍しています。事業全体を捉える力が求められます。

先輩社員に聞いていただくと、口を揃えて強調するのが「日清製粉グループの安全・安心に対するこだわり」です。生産現場では消費者視点に立った定期的な監査を実施し、新製品は多項目に及ぶ厳しい審査を経てようやく市場に出すことが出来ます。このような日清製粉グループの安全・安心の要となるのが食品化学系の社員です。食のインフラである小麦粉をはじめ、いくつもの人気商品がある加工食品や健康食品の数々を世の中に送り出す総合食品メーカーとして、100年以上続く日清製粉ブランドを守っていく、その使命感、責任、やりがいを皆さんにも感じてもらいたいです。

募集会社
  • seifun
  • foods
  • oriental
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